スポットクーラーの排熱対策しました[ホース断熱]

どうもABCです!
暑い日が続くようになってきたので部屋に放置してあったスポットクーラー(置き型クーラー?)を設置するついでに排熱対策をしようと思った次第です。
排熱のホースの設置は付属の窓枠につけるタイプではなく、部屋の換気口を使用してグラスウールを巻いてやろうと思います。何はともあれ早速やっていきましょう!
※商品リンクはサイズや個数を必ず確認してください。

ちなみにこの記事はアイリスオーヤマのIPA-2202Gというスポットクーラーを使用しています。似たような排熱方法のものであれば同様の方法(接続部品の製作は必要な場合だけ)で対策できると思います。
ちなみにこれから購入を考えている方は壁掛けタイプのものを購入することをおすすめします。取り付けは少々大変かもしれませんが、断熱対策などせずとも熱源が外に出ているので必要がありません。同じ電気代を払うにしても費用対効果が別格です。窓枠に合うかの確認は必要になります。

排気ホース接続部品製作

排熱部品製作
アクリル板で部品を作っていきます。

元々本体に付属していた排気部品(ホースなど)は太すぎるので今回は使いません。
排気の取り回しを部屋の換気口から行うのと、部屋の換気口付近に棚があるため筆者の場合は排気ホースの取り回しを大幅に変更しなければいけないので訳わからん部品をたくさん作ってます。
排気の付属部品を使っている方は不要な工程ですので断熱材を巻くだけで良いかと思います。

ホースだけの断熱の方はこちらから

そして、今回は100mmのアルミダクトを使用します。その為、本体にホースを接続する部品も使えなくなるのでアクリル板を使って作っていきます。

アクリル板を切り出す

アクリル切り出し
アクリル板を切り出します

箱形に組み立てるのでこんな感じに切り出しました。
まだまだ切り抜いたりする部分もあるのでじゃんじゃん切っていきましょう。

コンパスで円の罫書き
円に切り抜く場所はコンパスで印をつけます

円も罫書いて慎重にアタリを出していけば切れちゃいます。

円形切り抜き
円形に切り抜けました

アクリル板が全て切り出せたら次は箱型に接着していきます。

アクリル板の接着

アクリル接着
補強棒を使いながら専用接着剤で接着していきます


接着にはアクリル専用接着剤と補強用のアクリル棒を使っていきます。
専用接着剤はアクリルを溶かして接着するので溶接みたいに強度が高いようです。そんなに強度は必要ないですが、熱にも強そうなので専用の接着剤をおすすめします。しかも接着できるまで1分位で仮付けくらいくっつくのでサクサク進められます。

本体側部品
本体側が組み上がりました

クーラーの本体側の部品が組み上がりました。ここからもう一手間ありますが、とりあえず換気口側も作っていきますが、換気口のそばに棚があるのでそれを避けるように変則な形になります。

換気口側組み立て
見づらいですが換気口側は変則になります

換気口側も組み立てました。こちらは家の外と直結するので虫対策として網戸のネットを張ります。アクリル用ボンドで仮止めしてスーパーX(ボンド)で接着しました。

虫対策
虫対策で網戸のネットを張ります

ホース接続部接着

ダクトジョイント接着
ダクトのジョイント剤をスーパーXで接着します

ダクトホースのジョイント材をテープで仮止めしてスーパーXで接着します。
スーパーXは接着もできて気密性も高められるのでめちゃんこ便利です!
それとアクリル板の接着部分に一応シールを塗っておきました。この後気密テープも貼る予定なので必要なのか微妙でしたが念の為です。

気密テープ貼り付け
接着部に気密テープを貼りました

気密テープ貼りました。次はこれまで作って来た部品を銀マットで断熱対策をします。

製作部品断熱

製作部品断熱
銀マットをスーパーXで貼り付けアルミテープを貼ります

今まで作ってきた部品を断熱します。わざわざグラスウールを貼るのも面倒なので家にあった銀マットを使用しました。銀マットをスーパーXで貼り付けた上からアルミテープを全体に貼り付けます。アルミテープはダイソーなどにも売っていますがホームセンターなどで高いものとはアルミの含有量が違うようで性能も全然違うようです。高いものには高いなりの理由があるんですね。

これで接続部品は揃ったので次からはいよいよクーラーの設置に入っていきます。

スポットクーラーの排気ホース接続

製作部品取り付け

換気口側部品取り付け
換気口側の部品を壁に取り付けます

換気口側の部品を壁に取り付けます。壁の換気口を取り外してビス穴を製作部品に移して元々のビスで取り付けました。取り付け時にビスをあまり締めすぎるとバカになってしまうので少し効いた位でやめておきましょう!
変則な形で作った訳は棚が干渉する為だったので、棚が収まるか棚を戻してみます。

棚設置
棚を戻しましたがバッチリです

少し干渉するかもと思いましたが、棚が元通り収まったのでよかったです!
次はクーラー本体側の部品を取り付けていきます。

本体側部品設置
本体側に取り付けて出来た隙間をエアコンパテで塞ぎます

隙間にはエアコンパテを詰めて少しでも熱風が出ないようにします。
これで製作部品はついたので次はホースをつけます!

ホース取り付け

本体側ホース接続
本体側のホースを接続しました

まず本体側のホースを接続しました。ホースを接続する前にエアコンパテを少しホースの内側に貼り付けてからホースを差し込み気密性を高めました。
その後アルミテープをぐるぐる巻きにしました。これで本体側は完了なので次は換気口側です。

換気口側ホース接続
換気口側のホースを接続しました

換気口側も同じくエアコンパテとアルミテープで接続します。
次はいよいよ最後でホースの断熱です

ダクトホースの断熱

ダクトホース断熱
ダクトホースの断熱です

最後工程のダクトホースの断熱です。断熱剤は厚さ25mmのグラスウールの上にアルミが巻いてあるものを使用しました。大きめのホームセンターなどにおいてあるかと思います。ホースにあったサイズを買いましょう!

R部断熱
ホースが曲がっている部分は斜めにカットして分割して巻いていきます
ジョイント部断熱
ジョイント部はアルミテープをぐるぐる巻きにします

換気口側のホースはカーブになっている部分があるので断熱材を斜めに分割して巻いていきます。分割部分やジョイント部分はアルミテープをぐるぐる巻きにします。

作業完了
これでやっと完成です

断熱材が全て巻けたら作業完了です!以前の家で使ってた時は排気のダクトがストーブのようになって部屋が全く涼しくなりませんでしたが、少しは部屋の温度が下がるようになりました。環境が変わっているので効果の程はわかりませんが、多少なりとも涼しくなっているので自己満でもいいんです!
ただ本体そのものの断熱はできていないのでどうしようか悩み中です。
何かいい案があったら追記します!

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