どうもABCです!
今回はディオの12インチ化です。ブレーキもドラムからディスクに変更です。ブレーキの詳細に関しては別記事で紹介する予定です。色々苦労しましたが、走行中の安定性がかなり増しました。ネットで調べても情報が余りなかったので12インチ化したい人の参考になればと思います。
目次
必要パーツ
筆者が使ったものは下記の通りです。詳しくは使う時に説明します。
Suzuki zz フロントタイヤ
Honda エイプフロントタイヤ(リア用)
リアホイールハブ(ズーマー用)
ライブディオZXステム
ライブディオZXフロントフォーク
ライブディオZXフロントアクスルシャフト&カラー
スピードメーター&スピードセンサー
カウル類を外す

作業するうえで邪魔になるのであらかじめ外しておきましょう。シートやメットインボックスなど根こそぎ外しましょう!
フロントタイヤ12インチ化

まずはステムを交換します。筆者のaf34のディオはドラムブレーキでZXはディスクブレーキなのでステム幅が少し違います。ZXのほうが少し広くなっています。今回の12インチ化に伴ってディスクブレーキ化もするのでZXのステムが必須になります。元からZXの人はラッキーですね。
フロントタイヤを外す
アクスルシャフト抜くだけなのですぐですね。
カラーは12インチ化しても使うので大事に取っておきましょう!
ハンドルを外す
邪魔になりそうなものは全て外してハンドルを外しましょう。
ステム交換
最後にステムをとめているナットを外せばステムが取れます。ZXのステムと交換しましょう。ベアリングとシャフト部分にグリスを忘れずに塗っておきます。
フロントフォーク取り付け
ZX用のフロントフォークを取り付けます。間違ってもローダウンサスは使わない様に!なんならロングのフォークがあるならそっちに変えたほうがいいです。
それとブレーキディスクとフロントフォークが干渉する部分があるのでそこを削って当たらなくしてやります。2~3mm位で大丈夫だった気がします。
フロントタイヤ取り付け

まずはカラーをつけずにフロントタイヤを取り付けましょう。ちなみにZZのメーターギヤは使えなかったので廃棄です…。スピードメーターは別に用意する必要があります。
タイヤをつけたら車体の芯とタイヤの芯を合わせてホイールベアリングからフォークまでの距離を測ってカラーを作ります。ディスクブレーキ化する場合はブレーキも仮組みしてキャリパーの芯にディスクがきているのかなども併せて見ます。ZX用のカラーはそのまま使えた様な気がします。元々のカラーは切って長さ調整しました。カラーが出来たらタイヤを装着して完了です。
スピードメーター取り付け

ZZ用のホイールだとメーターギヤがつかなかったので汎用のマグネット式スピードセンサーのメーターを用意しました。

磁石はブレーキディスクのカシメの穴にJBウエルド(パテ)で固定しました。磁石はセンサーが反応する極性があるので、一度メーターに電源を繋いでセンサーに磁石を近づけて確認してみましょう。
筆者は最初磁石の極性を逆に付けてしまいスピードメーターが反応しませんでした。

センサーは適当に設置しました。磁石の場所にあればいいのでどうにでもなると思います。
フロントフェンダー取り付け
今加工中なのでしばしお待ちください…。
リアタイヤ12インチ化
リアタイヤを外す
ナット緩めるだけなのですぐですね。
クランクケース加工

必須ではないですがエンジンはおろしたほうがやりやすいので下ろすの推奨です。
そしてエンジンのオーバーホールと同時進行でやったのでクランケースが割れてますが気にしないでください。
まずキャブやらリードバルブやら邪魔なので外します。
そしてリードバルブとインマニを固定するボルトの受け部分が邪魔なので切り落とします。

リアタイヤ側に出ている所ですね。切り落としたら次は新しいボルト穴を作らなければいけません。最後にまとめて穴を開けるので穴あけはまだしません。1箇所はただタップ切るだけでいけますが、もう1箇所はタップ切れる所がなかったのでボルト穴用に少し足してあげなきゃいけません。アルミのブロックをロウ付けしていい形に切るなり削るなりします。

使うアルミは出来れば5000系か6000系が良いと思います
形を整えたら最後にリードバルブとの合わせ面を砥石で綺麗に面を出してやります。
リードバルブ、インマニ加工
クランクケースのボルト穴新設したのでそれに合わせてリードバルブ、インマニも加工します。今回はビッグキャブ化するので純正インマニは使いませんが、やる内容は同じ事です。
まず撤去したボルト穴の部分は切り落とします。合わせ面は傷つけない様に気をつけましょう。
そうしたらアルミ板をいいサイズに切ってロウ付けしましょう。リードバルブはロウ付けする時にゴム塗料みたいなやつが燃えてしまったのでリードバルブとの当たり面を整えます。傷や削りすぎなどは耐熱、耐ガソリンのJ-Bウェルドというパテを使いました。キャブにも使えるのでおすすめです。

それと20mmのアルミ板でリードバルブとインマニのアダプターを作ります。形はリードバルブと同じ形に切り出します。

これにインマニと位置調整をして給気穴を開けます。
最後にインマニ→リードバルブ→クランクケースの順で穴を開けます。出来れば全てまとめて固定して穴あけできるとベストです。穴が斜めにならない様に慎重に開けましょう。
穴が空いたらクランクケースにタップを切って終わりです。

ガスケット製作

クランクケースとリードバルブ、リードバルブとインマニの間の2枚のガスケットを切り出します。マスキングテープなどで型を作って切り出すと良いと思います。
カッティングマシンがあればスキャナーで取り込んで切り出せます!
リアタイヤ取り付け

用意したリアハブにホイールを取り付けます。とりあえず仮です。タイヤの空気は抜いておきましょう。リアハブはズーマー用の物を使用しました。筆者の買ったハブのpcdは140mmでした。140mmの物を探したらエイプのフロントホイールだった訳です。ホイールはハブのpcdにあった物を選びましょう。
アップガレージなどのオンラインストアで合いそうなホイールがあったら店舗に電話して聞いてみると良いと思います。
で、タイヤを仮付けしたらまずはタイヤと車体の芯が合っているか確認しましょう。ダメならスペーサー入れるなりで調整します。今回は1.2mmの鉄板一枚分スペーサーを入れました。


リアハブとホイールを留めるナットはロックナットを使用しました。確かホームセンターなどでUナットで販売していると思います。
調整が終わったらクランケースやらギヤケースなどにタイヤが当たると思うのでケースが削ります。ケースを削れるのも何ミリかの狭い範囲で限られているので明らかに無理な場合はタイヤを変えましょう。クランクケースに穴が開くとやばいので出来ればタイヤ外径の小さい物を選んだほうがいいです。
削ってタイヤが当たらなくなったらタイヤに空気を入れてあたっているところがないか確認します。当たっていたらまた削ります。

削りすぎて穴が空いたのでパテで穴を埋めます。穴空いた場所はジェネレーターのところだったのでよかったですが、クランク室に穴が開くとクランクケースが使い物にならなくなるので気をつけましょう。

リアタイヤ側から穴をアルミテープで塞いでジェネレーター側からパテ盛りしました。多少でも強度が上がるように網戸の網をパテで埋めてます。
そして最後にエンジンをかけタイヤを回してみて当たるところがないか確認します。スピードを出すと遠心力でタイヤ外径が大きくなるので当たったりします。筆者も2、3回削り直しました。当たらなくなったらこれで12インチ化完了です!
センタースタンド加工

12インチ化してタイヤ外径が大きくなった弊害でセンタースタンドが効かなくなってしまうので少し底上げしてやる必要があります。
フレームにセンタースタンド部分がユニットになって溶接で固定されているので溶接を切って分離します。そうしたら90度回転させて高くなる様に溶接でとめ直します。このままだと開き止めがついていないのでセンタースタンドをかけた時のいい位置で止まるように角パイプを溶接でつけました。
スプリングもスタンドを外した時と開いた時の塩梅を見ながらいい位置に取り付けます。ボルトを溶接して引っ掛けるだけなのでそれほど手間はないですね。
12インチ化を終えて
12インチ化にあたって色々な部品を変えましたが、流用部品によってはそのまま使えたりなどあるかもしれないですのでこんなやつもいるんだなっていう参考程度に見てもらえれば幸いです。まだ問題点は何個かありますがそれはおいおいやっていくとして。
走ってみてですが、10インチと比べて安定性が段違いに向上してます。12インチ化できるならしたほうがおすすめです。
